人権教育
令和6年度 第4回人権学習HR活動
10月31日(木)に第4回人権学習HRを行いました。
1年生【性の多様性について】
性の多様性とは、単に「男性」・「女性」で明確に分けられるものではない。恋愛感情に関しても、その対象が異性であるとは限らず、どちらも好きになることもあれば、どちらも好きにならない場合もある。また、性別だけではなく、年齢や学歴、国籍、人種など、現代に求められる多様性の中でどう生きていくか。グループで意見を出し合い考えを深めた。
*人権教育推進委員の感想
・考え方や感じ方は人それぞれ違うため発言や行動には気をつけなければいけないと感じた。難しいことではあるが、性への理解がもっと深まり、誰も傷つかない世界になってほしい。そして、そんな世界を目指すためにはこの問題について他人事に捉えるのではなく、自分事として考えていく必要があると考えた。
2年生【共生社会をつくるために】
誰もが暮らしやすい世の中にするために、障害の有無に関わらず互いに個性を尊重し合うことが求められる。ユニバーサルデザインをはじめ、物理的障壁をなくすためにはどのような取り組みがあるのか。また、社会における心理的障壁によって社会への参加が制限されている事例を知ることで学びを深めた。
*人権教育推進委員の感想
・共生社会をつくるために必要なことの具体例として聴覚障がいを題材に考えた。手話や筆談だけでなく、スマートフォンなどの時代に沿った手段を知った。また、「人に関心をもって過ごす」ということの重要性に気が付くことができた。
3年生【日本人拉致問題】
日本人拉致問題は生徒にとって身近な問題ではないかもしれません。しかし、北朝鮮による拉致問題は現在も解消されていない重大な事件であり、人権侵害です。今回の学習では、啓発アニメである「めぐみ」を視聴し、過去に何があったのか、どのように家族の幸せが奪われたのか。そして、現在も拉致被害者帰国に向けて尽力している人がいるということを学び、意見を出し合った。
*人権教育推進委員の感想
・拉致問題は今までニュースでしか耳にしたことがなく無知な状態だった。しかし、今回「めぐみ」というアニメを通じて拉致問題が非常に恐ろしいものだと知った。日常生活で突然起こっていたため、自分も被害者になる可能性があると感じた。また、拉致問題は国際問題なので一人の力では解決することができない。多くの人が拉致問題について知り、解決に向けて考える機会を持つべきだと感じた。
令和6年度 第2回人権学習HR活動
第2回人権学習HRを行いました。
今回は、6月6日(木)に2年生,13日(木)に1年生・3年生が実施しました。
1年生【子供と人権】
いじめとは何か,いじめによってどのような問題が発生するかを確認し,傍観者の立場でいることも問題であることを学びました。また,子どもの貧困,虐待や子どもの権利についても学び,日本や世界の子どもたちが置かれている状況を知りました。
*人権推進委員の感想
・「自分がされると嫌なこと」をグループで話し合ってみると、一人一人違っていた。人と接するときに、自分の行動や発言でその相手がどう思うのかを考えなければいけないと感じた。
・「いじめ」を見つけたときには、被害者の意見だけを聞くのではなく、被害者,加害者のどちらの話も聞いてから対応する必要があると思った。
2年生【アイヌの人々】
アイヌ民族が持つ独自の言語と文化について学び,現在の私たちの生活にもアイヌ語が関係していることなどを知りました。また,アイヌ民族について学ぶと同時に,多文化共生について理解を深めることができました。
*人権教育推進委員の感想
・北海道の先住民,アイヌの人々の言語や文化を学んだ。アイヌの言葉には、私たちの日常に影響を与えているものもあるということを初めて知った。一方で、アイヌ文化は明治政府によって崩されてしまったという悲しい面についても知った。その消滅の危機にあるアイヌ文化について、今月18日からの北海道への修学旅行を通してしっかりと学びたいと思う。
3年生【公平な採用選考を目指して】
3年生には、9月に就職試験を控えた生徒も多数在籍しています。企業が欲しい人材とはどんな能力を身につけた人なのかという就職生には必須の事項を確認した上で、就職差別につながる14項目について考えました。また、就職差別につながるような質問をされたときの答え方についても、模擬面接を通じて練習しました。
*人権教育推進委員の感想
・就職面接で就職差別になる質問についてグループで話し合った。「血液型」や「信仰宗教」「住所」など、法律で自由を認められているものや差別につながるものは面接であっても返答を断り事前に就職差別を防ぐ必要があると感じた。
令和6年度人権・道徳教育映画会
5月30日(木)に人権・道徳教育映画会を行いました。
今回は「かがみの孤城」という映画を視聴しました。この映画は、「君を、ひとりにはしない」というキャッチコピーがあります。このキャッチコピーも相まって、独りぼっちだった主人公が鏡の中の世界で出会う仲間たちと心を通わせ、願いを叶える旅に出て行くような、ファンタジックで温かみのある内容となっています。
【生徒たちの感想】
・この映画を通して、自分の考えや思いを人に伝えるということがどれほど大切なことなのか知ることができました。「大丈夫?」などの言葉は心が救われる言葉だと思う。人に合わせるような人間ではなく、自分の気持ちをしっかりと持てるようにしたい。
・この映画から、人は一つの行動でトラウマを抱えてしまうと、そのトラウマはなかなか改善されず、長く引きずってしまうということを改めて感じた。そのトラウマを抱える中でも周りの信頼できる人々のサポートは欠かせない物だと思った。
令和6年度第1回人権学習HR活動
5月9日(木)の7限目に、第1回人権学習HRを行いました。
1年生「SNSと人権(インターネットによる人権侵害)」
SNSは私たちの生活に欠かせないものとなっています。一方で、なにげなく送ったメッセージや投稿画像が、他者を傷つけたり事件を引き起こしたりすることもあります。SNSにはどんなリスクがあるのか、加害者にも被害者にもならないためにどのような対策が必要なのかを考えました。
*人権教育推進委員の感想
SNSによる人権侵害の具体的なトラブルの例を見て、その原因や気をつけるべきことを考えました。メッセージでのやりとりは、自分の伝えたいことを相手がどう受け取るかを考え、確認することが大事だと思いました。これからはインターネットをしっかりと考えて使用していきたいです。
2年生「メディアリテラシー(インターネットによる人権侵害)」
ネット上に掲載されている記事や書き込みといった情報は、必ずしも正しいものではありません。使い方によっては便利で有益なものですが、使い方を誤ったり、情報を鵜呑みにしたりしてしまうと危険です。どうすれば情報に惑わされないか、インターネットの使い方について考えました。
*人権教育推進委員の感想
今は誰でも情報を発信・受信することができる時代なので、情報のやりとりでは互いに注意する必要があると感じた。特に、得た情報を鵜呑みにしてしまわないことや、自分が発信する側に立った際にも誤った情報を発信しないように気をつけたい。また授業を通してファクトチェックのやり方を知ることができ勉強になった。
3年生「インターネットによる人権侵害」
SNSでの誹謗中傷は後を絶ちません。近年、芸能人への誹謗中傷で命をたってしまった事例や、裁判で有罪判決が下された事例など、ニュース等で耳にする機会も多い問題です。SNSで傷つく人を減らすためにはどのようにしたらよいか考えました。
*人権教育推進委員の感想
SNSによる誹謗中傷の問題は以前より目にする機会が多くなったように感じます。今回は、初めてSNSに関する法律について考えました。法整備が検討されており、法整備は確かに必要だと思いますが、私はそれ以上に個人が気をつけるべきことだと感じました。安心・安全に利用することをこれからも意識していきたいです。
令和5年度第5回人権学習HR活動
2月22日(木)の7限目に、2年生が第5回人権学習HR活動を行いました。
人権尊重のまちづくり
同和問題は今も解決に向けてさまざまな議論や取組がなされています。今回は同和問題によって両親から結婚を反対される女性をテーマにした動画を視聴し、同和問題の歴史や正しい認識について学びを深めました。
*人権教育推進委員の感想
・どんなに周りが反対していても、自分が正しいと思ったら周りに流されずに自分の意見で突き進もうと思います。同和問題について正確に学び、これからも勉強していきたいです。
・今回の授業で同和問題について学び、まだ身近に存在するものだと知りました。私自身も同和問題について、さらに「知る」必要があると思いました。そして、知ったことを「伝える」という行動にも移していきたいです。
令和5年度人権・道徳教育講演会
11月14日(火)の7限目に、人権・道徳教育講演会を行いました。
今年度は、徳島県人権教育研究協議会副会長であり、徳島県人権教育指導員を務められている徳山富子さんをお迎えして、「子どもの人権~自尊感情を育むために~」と題してご講演をいただきました。日本人の実に7割以上の人が、「自分のことをダメな人間だと思うか」という質問に「はい」と答えたそうです。諸外国と比べても、日本人は自尊感情が低いようですが、自尊感情を高めるための考え方やキーワードをご自身の経験も踏まえながら丁寧に教えていただきました。
以下、生徒たちの感想です。
*徳山先生の講演を聴いて、自尊心を高めるために無意識にできていたことが多いことに気づきました。私は中学生までネガティブ思考がくせになっていて、何をするにも「できない」「無理だ」と思うことが多かったですが、高校生になってからはいろんなことにチャレンジし、小さな成功を増やすことで、できないと思うことでも「あのときあれができたから大丈夫!」と思えるようになりました。失敗や間違いは足し算思考で考えることで自尊心を高め、とっておきの3段飛び言葉を使うことで、他の人や子どもの自尊心を伸ばせるようになりたいです。
*今回の講演会で、私は少し自尊感情が低く、それが自分を否定的に考えてしまうことにつながるということに気づきました。私は目標を大きいものにしていましたが、小さな目標を立ててそれを少しずつ達成していくと、自信がつき大きな目標に近づいていけるんだということがわかりました。自尊心を高めるために、周りの人ができることもあるということを知ったので、私も友達や家族などの大切な人に自尊心を高めていってもらいたいと思いました。
*私たちはまだ成人していなくて、いろんなことを思い悩む時期です。自分のことが好きになれない人だってたくさんいる中で、徳山先生のおっしゃっていた「物事をポジティブに考え、小さな段階を少しずつ歩んでいけばいい」という言葉がシンプルながら、一番心に響きました。自分にとって良いことよりも悪いことが多い世の中だからこそ、自分のことを理解してくれる人たちの存在、自分自身の存在が大切なのだとわかりました。
*「あなたは自分のことが好きですか?」という質問の答えに迷って、手を挙げることができなかった。これも自己肯定感の低さが関係していると思った。自分のことが好きと思えることのメリットを知ることができて良かった。これからは自己肯定感を高めて、人生を豊かにできるように生活していきたい。そのために、小さな成功体験や達成体験を大切にしていきたい。また自分の発言にも気をつけて生活したい。
*失敗や間違いは、自分に今足りていないところを知るチャンスであり、失敗することや挫折することを恐れず、次のステップや成功につながることと捉えることができるようになると学びました。ポジティブな考え方は脳に大きな影響を与えます。失敗することばかりを考えてしまった時は、自分は必ずできるんだというイメージ、幸せになる自分をイメージしたいと思います。幸せを呼ぶ3つの言葉「ありがとう」「感謝します」「ついてる」を大切にしたいと思います。
ここには載せきれませんが、生徒たちもそれぞれ自分の考えを深めていました。
徳山先生、貴重なご講演ありがとうございました。
令和5年度第4回人権学習HR活動
11月2日(木)に第4回人権学習HR活動を行いました。
1年生「性の多様性について~LGBT~」
性の多様性については、世界中でさまざまな議論がなされています。まずは、「LGBT」について正しく理解することが大切です。その上で自分たちにできることを考えました。
*人権教育推進委員の感想
よく言われている「LGBTQ」だけでは圧倒的に表現が足りないと感じました。だから「LGBTQ+α」はかなり合理的だと思いました。
2年生「共生社会実現に向けて」
多様化やグローバル化が進む現代社会では、さまざまな背景を持った人と共生していく必要があります。今回は聴覚障害者について、デフサッカーやドラマの映像などを参考にしながら考えを深めました。
*人権教育推進委員の感想
ろう者の人はぱっと見では見分けがつかないので、慎重に生活していきたいとおもいました。また、ろう者の人を見かけたら、優しく寄り添って助けてあげたいです。デフサッカーの動画を見て、コミュニケーションがとれない中、ゴールを決めるのがすごいと思いました。
3年生「日本人拉致問題」
北朝鮮による日本人拉致問題は未だに解決していない人権問題です。拉致問題のどのような点が人権問題なのか、アニメ「めぐみ」を視聴して考えを深めました。
*人権教育推進委員の感想
「めぐみ」を見て、拉致されている人がいてもすぐに他の人たちは気づくことができないというのは怖いと思いました。気づいたとしてもすぐに帰ってこられず、生存確認もできないのは、被害者だけでなくその家族の人生も奪われているんだなと感じました。
令和5年度第3回人権学習HR活動
9月28日(木)に第3回人権学習HR活動を行いました。
1年生「災害時における人権問題」
南海トラフ地震は今後30年以内に高確率で発生すると言われており、本校は避難所に指定されています。避難所ではさまざまな事情を抱えた人が生活をともにしなければなりません。すべての人が安心して生活するには、避難所をどのようにデザインすればいいかについて、考えを深めました。
*人権教育推進委員の感想
災害時は、体育館などにたくさんの人が避難してきて、何日間も一緒に生活をしないといけないので、大変だなと思いました。災害時は、たくさんの人権問題が発生します。一番の人権問題はトイレだと知りました。もし、災害が起こったら、自分に何ができるのかを考えて、動こうと思いました。
2年生 「認知症サポーター養成講座」
65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍であり、徳島県は全国と比べても高齢化が進んでいるため、認知症への理解を進めることは差し迫った課題といえます。昨年と同様に外部講師の先生をお招きして,認知症サポーター養成講座を行い、認知症の兆候や症状、支援の方法などについて学びました。
*人権教育推進委員の感想
親戚に認知症の人がいて、会った時に他人かのような対応だったので驚いて会話出来ませんでした。今思えば、ちゃんと話をしていたら、思い出してくれたのかなと少し後悔しています。次会った時は、会話を弾ませたいなと思いました。
3年生 「結婚差別」
同和問題に起因する結婚差別は、残念ながら現代にも残っています。実際に結婚差別に直面した人の体験を動画で視聴しながら、結婚差別の実情や「寝た子を起こすな」論について考えました。
※人権教育推進員の感想
動画を見て、現代でも結婚差別があることを悲しく思いました。憲法にもあるように、2人が同意していれば周りが批判する必要はないと思っていたけど、結婚に関しては親や周りが祝福してくれないと心の底から喜べないと思いました。学校の教育で正しい知識をもつ人が増えて欲しいです。
令和5年度第2回人権HR活動
第2回人権学習HRを行いました。
今回は6月8日(木)の7限目に2年生,15日(木)の7限目に1・3年生が実施しました。
1年生「子どもと人権」
いじめとは何か,いじめによってどのような問題が発生するかを確認し,傍観者の立場でいることも問題であることを学びました。また,子どもの貧困,虐待や子どもの権利についても学び,日本や世界の子どもたちが置かれている状況を知りました。
*人権教育推進委員の感想
・私は「だから わるい」という文章を読んで,いじめで悪いのは加害者だけではなく,傍観者も悪いことを改めて認識しました。自分が次のターゲットにされるかもしれないと怖く感じるかもしれないけれど,いじめられる人の気持ちに寄り添ってあげたいと思いました。
2年生「アイヌの人びと 」
アイヌ民族が持つ独自の言語と文化について学び,現在の私たちの生活にもアイヌ語が関係していることなどを知りました。また,アイヌ民族について学ぶと同時に,多文化共生について理解を深めることができました。
今月21日(水)からの修学旅行では,ウポポイ民族共生象徴空間を訪れます。今回学習した内容に現地で触れてきたいと思います。
*人権教育推進委員の感想
・アイヌの言葉や,ことわざが心に残りました。修学旅行がさらに楽しみになりました。
・北海道の地域名の80%がアイヌ語であるという事に驚いた。アイヌの人びとの存在は北海道で大きなものであったのだと思った。修学旅行では,差別の歴史について学びたい。
3年生「公平な採用選考をめざして」
3年生には、9月に就職試験を控えた生徒も多数在籍しています。企業が欲しい人材とはどんな能力を身につけた人なのかという就職生には必須の事項を確認した上で、就職差別につながる14項目について考えました。また、就職差別につながるような質問をされたときの答え方についても、模擬面接を通じて練習しました。
*人権教育推進委員の感想
・就職差別につながる14項目について学んだ。答えてもよいと思っていた質問でも,差別に繋がるものがあると知ることができた。
・就職差別に繋がる質問をされた時の答え方を学べてよかった。就職面接では,このことを思い出して気を付けたい。
・就職試験を控えている自分にとって,覚えておくべき内容だと感じました。就職面接でも今日の授業内容を活かしていきたいと思いました。
令和5年度人権・道徳教育映画会
5月25日(木)に人権・道徳教育映画会を行いました。
今年度は、島崎藤村原作の「破戒」を全校生徒で視聴しました。間宮祥太朗さん演じる主人公の丑松は、被差別部落出身ということを隠して、小学校の教員として働いていました。丑松は生徒に慕われていましたが、一方で自分の出自を隠していることや未だに身分差別が続く社会の状況に煩悶していました。そんな中、丑松は、被差別部落出身の思想家である猪子蓮太郎が著した本や演説に感動し、教え子たちにメッセージを託します。
*生徒の感想(抜粋)
・主人公が、自分が被差別部落出身であるということを絶対に口にしてはいけない、人を信用してはいけないと葛藤している苦しい表情が印象に残っています。困難に立ち向かおうとする姿勢に勇気づけられました。現代を生きる私たちも、生活の中でどこか無意識のうちに差別をしているかもしれないと思いました。
・主人公が言っていた、「みんな血が通い合っている人間」という言葉がとても印象に残っています。
・「人は弱いから差別をする」という言葉がとても心に刺さり、なぜ生まれが違うだけで差別されなければならないのだろうと思いました。
・演説を聴いた後の主人公は、勇気を出して出自を打ち明けられてよかったと思います。そして、そのことを知った友人の対応に私は感動しました。また、生徒たちも「先生は先生だ」と言って、本当に大切なことは何かをわかっていると思いました。
令和5年度第1回人権学習HR活動
5月11日(木)の7限目に,第1回人権学習HRを行いました。
1年生「SNSと人権(インターネットによる人権侵害)」
インターネットは私たちの生活になくてはならないものになっています。私たちはインターネットの特性について理解し,ルールやマナーを守り,正しい利用を心がけなければなりません。インターネットについて,また,友人との具体的なトラブルの事例について考えました。
2年生「メディア・リテラシー(フェイクニュースを見抜くには)」
ネット上のフェイクニュース(虚偽の情報)の存在や,私たちが情報に接するときに気をつけることを考えました。また,ロシアのウクライナ侵攻におけるフェイクニュース,ディープフェイク(AI技術等で作り出された,偽の映像),ファクトチェック(情報の真偽を検証する活動)についても学びました。
3年生「インターネットと人権」
SNSによる誹謗中傷は社会問題の一つとなっており,いつ誰が加害者・被害者になってもおかしくない問題です。これは高校卒業後も考えていかなくてはならない問題です。SNSで傷つく人を減らすためにはどうしたらよいか考えました。
*人権教育推進委員の感想
・SNSによる人権侵害について詳しく考えることができました。最近はネットでのやり取りが増えたのでスマホの機能や設定を理解して利用しなければいけないなと思いました。またスマホでのやりとりの際,文字だけでは相手に誤解されるので,絵文字などを活用し,誤解されないようにしたいです。
・フェイクニュースは見分けるのが非常に困難だということを知ることができた。自分なりに調べて判断して,すぐに信じないことが大切なのだと思った。SNSの怖さがよく分かった。
・グループの話し合いで,「情報を疑う」「むやみに拡散しない」などの意見は共感できる部分が多かったです。また,フェイクニュースについての動画を見て,悪気がなくても発信してしまったパターンがあると知ったので,自分が被害者ではなく,加害者になる可能性があるという事をしっかり覚えておきたいと思います。
・インターネットによる人権侵害や社会問題の具体例を見て,それに基づく法律の必要性をグループで議論したことが印象に残りました。
・SNSでの書き込みは自由ですが,それで人を傷つけてしまうこともあるということを自覚して使わなくてはいけないと分かりました。
・誹謗中傷が多い一番の理由は,匿名で書き込むことができるからだと思う。相手に直接言えないことも匿名だと言えたり,拡散力の強さだったり,非常に恐ろしいと思う。自分の発言に責任を持つことを心がけることが大切だと思いました。
生徒人権教育推進委員会
5月11日(木)の放課後,生徒人権教育推進委員会を開きました。
各クラスから人権教育推進委員となった生徒たちが集まり,委員の仕事内容や,本年度の予定の確認を行いました。
また,人権推進委員長,副委員長をはじめとする役割を決定しました。
一緒に学校の人権活動を推進していきましょう。1年間よろしくお願いします!(^^)!
令和4年度第5回人権学習HR活動
2月16日(木)に、第5回人権学習HR活動を行いました。
1年生 性と差別について(デートDV)
デートDVとは交際相手との間で起こる暴力のことであり、身体的暴力に加え、精神的暴力や経済的暴力なども含まれます。知らず知らずのうちに加害者や被害者にならないように、動画を参考にしながらデートDVについて学びました。
*人権教育推進委員の感想
私は初めて「デートDV」を知り、少し怖くなりました。どちらかがしんどい思いをしたり我慢をしたりする毎日を送る恋愛は、本当の恋愛ではないなと学習を通して改めて思いました。思いやりのある恋愛をしたいなと思います。
2年生 人権尊重のまちづくり ~今、私にできること~ (同和問題)
出身地による結婚差別や就職差別をされたというニュースや記事を、今でも目にすることがあります。2年生も動画を参考にしながら、同和問題の歴史や近年のインターネットを介した差別について学びました。
*人権教育推進委員の感想
現代社会では、インターネットの普及により不特定多数の人に情報が広まる。中には匿名で差別的な発信を行う人もいて、ネット上での問題も増えていることがわかった。同和問題は人間によってつくられたものなので、人間の努力によって改善していくことが必要だと感じた。
中・高生による人権交流集会
12月17日に徳島県教育会館(徳島市)で行われた「中・高生による人権交流集会」にヒューマンライツ部員6名が参加しました。全体会は、とよなか国際交流協会の三木幸美さんによる「私からはじめる 私たちの多様性社会」についての講演でした。分科会は、同和問題、貧困、ジェンダーの3つに分かれ、意見交換をしました。
ヒューマンライツ部員が参加した南部ブロック生徒部会では、ジェンダーについて考えました。ジェンダーカルタでアイスブレーキングを行った後、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)や幼少期からのジェンダー教育のあり方についてグループで意見を交わし、代表者が発表、会場全体で共有しました。
令和4年度人権・道徳教育映画会
11月17日(木)に人権・道徳教育映画会を行いました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、3年ぶりの開催となった今回は「彼らが本気で編むときは、」という映画を、2部制で視聴しました。この映画は、主に性の多様性について扱っており、性の多様性について学びたいという生徒たちの思いを踏まえて選定しました。物語は小学生の女の子であるトモの視点で描かれていました。トモの母親は、たまに家を出て行ったきり帰ってこなくなることがありました。母親が帰ってこなくなると、トモは叔父のマキオの家で生活するようになります。このマキオの家でマキオと同居しているのが、生田斗真演じるリンコです。リンコは男の子として生まれてきましたが、性転換手術を行い、女性として生活しています。トモも最初はリンコに対して戸惑いを感じますが、一緒に生活する中で理解を深めていきます。
生徒たちの感想を読んでいても、映画を視聴して性の多様性に対する理解が深まっていることが感じ取れました。今回の映画で深めた理解を、今後の日常生活の中で活かしていってほしいと思います。
令和4年度第3回人権学習HR活動
9月27日(木)に、第3回人権学習HR活動を行いました。
1年生 避難所における人権課題(災害時における人権問題)
今後数十年の間に南海トラフ地震が起こる可能性が高まっており、海部高校は避難所に指定されています。生徒たちも何らかの役割を任されるかもしれません。このことを踏まえ、避難所での人権問題について「自分事」と捉えて考えました。
*人権教育推進委員の感想
幼児連れやペット連れなど、さまざまな事情を持った人がいて、配置を考えるのに困った。実際に災害が起こって避難したときは、リーダーシップをとって避難運営に貢献したい。
2年生 認知症を学び地域で支えよう(高齢者)
日本では高齢化が進んでいますが、65歳以上の方の4人に1人が認知症とその予備軍だそうです。認知症が我が国の課題となる今、講師の先生をお招きして「認知症サポーター養成講座」を実施しました。
*人権教育推進委員の感想
日本では高齢化が進み、私の住む海陽町でも高齢者の方が多いので、今回のことがいかせる機会があるかもしれません。自分の対応次第で認知症の進行を遅らせたり早めたりすると聞いたので、気をつけたいと思いました。認知症の方やその家族が過ごしやすいようにしていきたいと思いました。
3年生 結婚差別について考えよう(同和問題等)
結婚に関する差別は今でも見られることがあり、生徒たちも直面することがあるかもしれません。結婚相手に求める条件を考えることや、結婚差別に関する動画を視聴して、考えを深めました。
*人権教育推進委員の感想
結婚相手に求める条件を今まで深く考えたことがなかったので、何を重視すべきなのかわかりませんでした。私は性格や生活観、飲酒の有無などを重視したけれど、年齢や容姿を気にする人もいて、色々な考えを聞くのがおもしろかったです。出身地を理由に結婚を反対されるのは、すごくおかしな話だと思いました。そのような差別を聞いたことはなかったけれど、現実にあると知り、とても考えさせられました。
令和4年度第2回人権学習HR活動
6月16日(木)の7限目に、第2回人権学習HR活動を行いました。
1年生 子どもと人権
いじめ、貧困、虐待。今も多くの子どもたちの権利が守られていない状態が身近にあると思います。子どもを取り巻く状況に対して私たちはいったい何ができるのか考えました。
*人権教育推進委員の感想
いじめについて考えました。「お笑い」についての新聞記事にもあったように、自分は人を笑わせようとしたつもりでも、誰かが傷ついているかもしれないので、難しいことだけれど相手の気持ちを考えることが大切だと思いました。
2年生 アイヌの人々
2年生は6月22日からの修学旅行で北海道に行きます。アイヌの人々はどのような文化を持っていたのでしょうか。『ゴールデンカムイ』を参考にしながら、アイヌの人々の文化や価値観に迫りました。
*人権教育推進委員の感想
アイヌ人やアイヌ文化は歴史の授業で少し習ったとは思いますが、ここまで詳しくは知らなかったです。今回、アイヌの人たちの文化や考え方が、本当にその通りだと考えることが多くありました。自分たちもアイヌの人たちのように何事にも神がいると考え、感謝していきたいと思いました。アイヌ文化博物館に行くのが楽しみになりました。
3年生 就職差別
進学、就職を控えた3年生。就職差別とはどのようなものなのでしょうか。採用する側に立って考えた後、どのような質問が就職差別につながるのか考えました。
*人権教育推進委員の感想
今回のテーマは「就職差別」でした。この時期に学べて良かったです。授業で5人の人を採用したい順にしたのですが、人それぞれ注目するところが異なっていて、採用する側もされる側も大変だと感じました。また、自分が生まれた場所や宗教など、自分の力に関係のないことを聞かれた場合は、「お答えできません」と断れたらいいと思いました。
第5回人権学習HR活動
2月17日(木)の7限目に、第5回人権学習HR活動を行いました。
1年生 性と差別について(ジェンダー・デートDV等)
ジェンダーにもとづいた偏見や差別をジェンダーバイアスといいます。家庭や学校など身近な場面で見られるジェンダーバイアスについて考え、解決するためにできることを話し合いました。
*人権教育推進委員の感想
日常を振り返ると思い当たるところがいくつかありました。問題を解決するためには、疑問を持ったことをはっきり伝えることが必要だと思いました。自分から行動してみることで少しでもジェンダーバイアスが減っていったらいいなと思いました。
最初のクイズで、固定概念が自分に染みついていると知って驚きました。普段から注意して、無意識のうちに人を傷つけないように心がけたいです。
2年生 人権尊重のまちづくり ~今、私にできること~
人権尊重のまちづくりという視点から、同和問題について学習しました。中でも結婚差別やインターネットによる差別について、「同和問題~未来に向けて~」という動画を視聴しながら考えました。
*人権教育推進委員の感想
「同和問題」という言葉を私は初めて聞きましたが、もしこの言葉を偏見などがある人から聞かされていたら、私は誤った知識のまま生き、差別する側になっていたかもしれません。正しい情報を知り、誰も差別されない世界になってほしいので、私も頑張りたいです。
同和問題が今も残り、現代はインターネットを悪用した問題が増えていると知って驚きました。環境整備だけでは差別や偏見を完全に取り除くことはできなくて、問題の背景を、間違った情報に流されずに正しく理解することが大切なんだと知りました。動画にあった「人間がつくったなら、人間の努力によって解消できる」という言葉の通り、私たちが課題に向き合って解決していかないといけないなと思いました。
令和3年度 人権・道徳教育講演会
11月18日(木)の7限目に、人権・道徳教育講演会を開催しました。
今年度の講演会は「命の大切さを学ぶ教室」です。広島市在住の三浦由美子さんをお招きし、ご講演いただきました。三浦さんの長男・伊織さん(当時16歳)は、平成23年5月2日、自転車で帰宅中に、飲酒運転のトラックにはねられて亡くなりました。現在、三浦さんは、誰一人として加害者にも被害者にもなってほしくないという思いから、飲酒運転根絶についての啓発活動や講演活動を行っています。
本日のご講演では、事故当時の状況やその後の家族の様子、加害者とのやりとりなどを具体的にお話ししてくださいました。生徒たちも真剣に三浦さんのお話を聞き、交通事故やそれに関わる人権問題に対する考えを深めていました。
*人権教育推進委員の感想
「人は存在するだけで価値がある」という言葉が心に残っています。私たちは毎日、明日が当たり前のように来るような気持ちでいますが、このように文章を書いている今も、生きることが叶わずに亡くなっていく人がいます。今日の講演で「生きている」ということは当たり前ではないのだと改めて感じました。だからこそ、生んでくれた母親や育ててくれた人の気持ちに感謝し、一日一日を大切にしていこうと思いました。そして、このような悲しい事故が二度と起こらないように、加害者にも被害者にもならないように、今日の講演をずっと忘れないようにしていきたいです。
第4回人権学習HR活動
11月4日(木)の7限目に、第4回人権学習HR活動を行いました。
1年生 様々な人権問題(新型コロナウイルス感染症等)
新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し始めてから、もうすぐ2年が経とうとしています。学校生活や日常生活でもさまざまな制限がかかる中で、自分の感じているストレスに気づき、ストレスへの対処法を考えました。
*人権教育推進委員の感想
心理テストをしたりして楽しく考えることができました。コロナ禍で感じたストレスを書き出してみて、意外と自分がいろんなストレスを感じていたことがわかりました。ストレスをためないためにできることもたくさんあるのでやってみたいと思いました。どの班も協力して話し合いができていたと思います。
2年生 多様な文化や習慣について考えよう(外国人)
コロナ禍以前の世界ではグローバル化が進み、日本でも多くの外国人の方を見かけるようになっていました。多様化する社会の中で、さまざまな価値観をもった人と共生していくために必要なことを考えました。
*人権教育推進委員の感想
保育園の時から外国人と接する機会があったので、あまり偏見などはありませんでしたが、相手の立場に立って考えたことはなかったので、考えられて良かったです。お互いの文化を尊重し、否定しなければ偏見を無くし共生社会に向かうことができるのではないかと思いました。
3年生 アニメ「めぐみ」鑑賞(日本人拉致問題)
日本人拉致問題は未だ解決していません。アニメ「めぐみ」の鑑賞を通して、拉致問題に対する理解を深めるとともに、拉致被害者の家族の視点に立って拉致問題について考えました。
*人権教育推進委員の感想
ニュースなどでたまに見たことがあったけれど、そんなに深くまで知りませんでした。中学生の子が知らない人に連れ去られて、何十時間も暗いところに閉じ込められて一人でいるのはすごく怖いだろうし、不安でいっぱいだろうなと思いました。また、その子の両親も突然のことで、どこに行ったのだろう、大丈夫なのかなと同じくらい不安や悲しい気持ちでいっぱいだったと思います。まだ日本に帰ってきていない人たちが、早く帰ってきてほしいなと思います。
第3回人権学習HR活動
9月30日(木)及び10月7日(木)の7限目に、第3回人権学習HR活動を行いました。
1年生 災害時における人権問題
今後30年以内に70~80%の確率で南海トラフ地震が起こるとされています。もしも避難所で生活することになった場合どんな人権問題が起こりうるのか、また、どんな避難所にすればすべての人が安心して生活することができるのかについて考えました。
*人権教育推進委員の感想
今回の人権学習では、避難場所や災害時の障がいのある方への対応について学びました。避難場所で困ることやどのようなことに配慮しなければいけないかを考え、身体障がいの方たちにも安心で安全に生活できるように配慮することが必要だと思いました。今後このような避難場所での生活が強いられるようになっても、柔軟に対応できるような人になりたいと思いました。
2年生 超高齢社会日本
現代の日本は、高齢者が人口の21%を超える超高齢化社会になっています。高齢者ばかりの社会はどのような問題を抱えているのか、誰にとっても住みやすい社会にするにはどうすればよいかなどについて考えました。
*人権教育推進委員の感想
高齢者を取り巻く問題は、思っていたよりも多くて、考えれば考えるほどたくさん出てきました。身体能力の低下や年金問題、介護問題などたくさんあがった中で、私たちは高齢者虐待について班で考えました。家の外や地域の人から気づかれにくいことが要因となっていて、高齢者がめんどくさいという理由から、虐待が起こっているのではないかと思いました。もっと他の問題の要因や自分たちができることを考えたいです。
3年生 結婚差別について考えよう
同和問題にもとづく結婚差別が、今でも見られることがあります。実際にインターネットに投稿された結婚差別の事例を取り上げ、問題点や自分たちにできることを考えました。
*人権教育推進委員の感想
実際にあった問題をもとに、結婚差別について考えました。現代でもこのような差別が起こっているのは、すごく悲しいことだと思いました。だから、人権の授業で同和問題について知ることはとても大切なことだと思いました。まずは、日頃から偏見をもたないようにしていきたいと思いました。そして、早く差別がなくなれば良いなと思いました。
第2回人権学習HR活動
6月17日(木)の7限目に、第2回人権学習HR活動を行いました。
1年生 子どもと人権(いじめ・アサーション等)
アサーションとは、自分の気持ちや意見を、相手の気持ちを尊重しながら正直に、素直に表現することです。お互いが気持ちよくコミュニケーションをとるにはどのような工夫が必要なのか考えました。
*人権教育推進委員の感想
友達とコミュニケーションをとるうえで、自分の気持ちも相手の気持ちも考えて伝えていかないといけないと思いました。自分が攻撃的な発言をされても、お互い不快になるので、自分は1番に相手の気持ちを考えていきたいです。これからは言葉を選び行動にも示すことで、コミュニケーションがしっかりとれるような人になりたいです。
2年生 共生社会をつくるために
すべての人がお互いの人権を尊重し、支え合い、多様性を認め合える社会の形成が必要です。その中でも特に、「公正」とは何かについて考えました。
*人権教育推進委員の感想
私は、「公正」という言葉の意味を理解していたつもりだったけど、その本質について考えたことがなかったと思いました。みんなに分け隔て無く「公正」にすることはとても難しいし、これからの課題でもあると思いました。級友の意見ですごくいいなと思うものもありました。いろいろな視点から物事を見ていきたいと思いました。
3年生 公正な採用選考を目指して
3年生の中には就職試験を控えている生徒もたくさんいます。就職差別に繋がる質問とはどのようなものか、またそのような質問にどう答えるべきか、模擬面接を通して考えました。
*人権教育推進委員の感想
僕は高校を卒業してすぐに就職したいと思っているので、とても参考になりました。就職差別に関する質問は答えにくいし、関係のない質問だと改めて思いました。14項目の答えによって不採用にされたとすれば、ひどい差別だと思います。面接にかかわらず普段から差別をしないように意識して生活していきたいと思いました。
第1回人権学習HR活動
5月13日(木)の7限目に、第1回人権学習HR活動を行いました。
1年生「SNSと人権(インターネットによる人権侵害)」
SNSはもはや生活に欠かせないものになっていますが、なにげなく送ったメッセージやアップした画像が思わぬ事件を招くこともあります。どこにリスクが潜んでいるのか、またその対策にはどんなものがあるかを考えました。
*人権教育推進委員の感想より
班で意見を出し合ってまとめることができました。みんな1人1人が集中して考えていました。いろんな危険があることを改めて知ることができました。SNSは、小さなことが悪く広がってしまうこともあるので、正しく使っていきたいと思いました。少しでもSNSの被害が減っていけばいいと思います。
2年生「メディア・リテラシー(インターネットによる人権侵害)」
ネット上に投稿された情報をすぐに鵜呑みにしてしまうと危険です。どうすればデマにだまされないか、インターネットの使い方について考えました。
*人権教育推進委員の感想
私は、メディア・リテラシーという言葉の意味すらわかっていなかったけど、今日の授業で、動画を見たり、友達と意見を交換したりして、自分がこれから気をつけていかなければならないことを見つけることができました。具体的には、1つの情報に対する比較対象を用意し、比較を繰り返したり、常に疑いを持ち、自分にとって都合のいい情報ばかりを信じないということを意識して、メディアを利用していこうと思います。
3年生「インターネットによる人権侵害」
SNSでの誹謗中傷は後を絶ちません。SNSで傷つく人を減らすためにはどうしたらよいか考えました。
*人権教育推進委員の感想
自分たちにとってSNSは身近なものなのであり、木村花さんの事件もほぼ全員知っていたので考えやすかった。最近はTikTokや他のSNSでも誹謗中傷が目立つのでみんなも深く考えるきっかけになってよかったと思う。誹謗中傷する人がいなくなってみんなが安心して楽しくSNSを使えるようになってほしい。