令和4年度第3回人権学習HR活動

9月27日(木)に、第3回人権学習HR活動を行いました。

1年生 避難所における人権課題(災害時における人権問題)

 今後数十年の間に南海トラフ地震が起こる可能性が高まっており、海部高校は避難所に指定されています。生徒たちも何らかの役割を任されるかもしれません。このことを踏まえ、避難所での人権問題について「自分事」と捉えて考えました。

 

*人権教育推進委員の感想

 幼児連れやペット連れなど、さまざまな事情を持った人がいて、配置を考えるのに困った。実際に災害が起こって避難したときは、リーダーシップをとって避難運営に貢献したい。

 

2年生 認知症を学び地域で支えよう(高齢者)

 日本では高齢化が進んでいますが、65歳以上の方の4人に1人が認知症とその予備軍だそうです。認知症が我が国の課題となる今、講師の先生をお招きして「認知症サポーター養成講座」を実施しました。

 

*人権教育推進委員の感想

 日本では高齢化が進み、私の住む海陽町でも高齢者の方が多いので、今回のことがいかせる機会があるかもしれません。自分の対応次第で認知症の進行を遅らせたり早めたりすると聞いたので、気をつけたいと思いました。認知症の方やその家族が過ごしやすいようにしていきたいと思いました。

 

3年生 結婚差別について考えよう(同和問題等)

 結婚に関する差別は今でも見られることがあり、生徒たちも直面することがあるかもしれません。結婚相手に求める条件を考えることや、結婚差別に関する動画を視聴して、考えを深めました。

 

*人権教育推進委員の感想

 結婚相手に求める条件を今まで深く考えたことがなかったので、何を重視すべきなのかわかりませんでした。私は性格や生活観、飲酒の有無などを重視したけれど、年齢や容姿を気にする人もいて、色々な考えを聞くのがおもしろかったです。出身地を理由に結婚を反対されるのは、すごくおかしな話だと思いました。そのような差別を聞いたことはなかったけれど、現実にあると知り、とても考えさせられました。