令和5年度第2回人権HR活動

第2回人権学習HRを行いました。

今回は6月8日(木)の7限目に2年生,15日(木)の7限目に1・3年生が実施しました。

 

1年生「子どもと人権」

 いじめとは何か,いじめによってどのような問題が発生するかを確認し,傍観者の立場でいることも問題であることを学びました。また,子どもの貧困,虐待や子どもの権利についても学び,日本や世界の子どもたちが置かれている状況を知りました。

*人権教育推進委員の感想

・私は「だから わるい」という文章を読んで,いじめで悪いのは加害者だけではなく,傍観者も悪いことを改めて認識しました。自分が次のターゲットにされるかもしれないと怖く感じるかもしれないけれど,いじめられる人の気持ちに寄り添ってあげたいと思いました。

  

2年生「アイヌの人びと 」

 アイヌ民族が持つ独自の言語と文化について学び,現在の私たちの生活にもアイヌ語が関係していることなどを知りました。また,アイヌ民族について学ぶと同時に,多文化共生について理解を深めることができました。
 今月21日(水)からの修学旅行では,ウポポイ民族共生象徴空間を訪れます。今回学習した内容に現地で触れてきたいと思います。 

*人権教育推進委員の感想

・アイヌの言葉や,ことわざが心に残りました。修学旅行がさらに楽しみになりました。

・北海道の地域名の80%がアイヌ語であるという事に驚いた。アイヌの人びとの存在は北海道で大きなものであったのだと思った。修学旅行では,差別の歴史について学びたい。

 

3年生「公平な採用選考をめざして」

  3年生には、9月に就職試験を控えた生徒も多数在籍しています。企業が欲しい人材とはどんな能力を身につけた人なのかという就職生には必須の事項を確認した上で、就職差別につながる14項目について考えました。また、就職差別につながるような質問をされたときの答え方についても、模擬面接を通じて練習しました。

*人権教育推進委員の感想

・就職差別につながる14項目について学んだ。答えてもよいと思っていた質問でも,差別に繋がるものがあると知ることができた。

・就職差別に繋がる質問をされた時の答え方を学べてよかった。就職面接では,このことを思い出して気を付けたい。

・就職試験を控えている自分にとって,覚えておくべき内容だと感じました。就職面接でも今日の授業内容を活かしていきたいと思いました。