令和5年度第3回人権学習HR活動

9月28日(木)に第3回人権学習HR活動を行いました。

 

1年生「災害時における人権問題」

 南海トラフ地震は今後30年以内に高確率で発生すると言われており、本校は避難所に指定されています。避難所ではさまざまな事情を抱えた人が生活をともにしなければなりません。すべての人が安心して生活するには、避難所をどのようにデザインすればいいかについて、考えを深めました。

 

*人権教育推進委員の感想

 災害時は、体育館などにたくさんの人が避難してきて、何日間も一緒に生活をしないといけないので、大変だなと思いました。災害時は、たくさんの人権問題が発生します。一番の人権問題はトイレだと知りました。もし、災害が起こったら、自分に何ができるのかを考えて、動こうと思いました。

 

2年生 「認知症サポーター養成講座」

 65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍であり、徳島県は全国と比べても高齢化が進んでいるため、認知症への理解を進めることは差し迫った課題といえます。昨年と同様に外部講師の先生をお招きして,認知症サポーター養成講座を行い、認知症の兆候や症状、支援の方法などについて学びました。

 

*人権教育推進委員の感想

 親戚に認知症の人がいて、会った時に他人かのような対応だったので驚いて会話出来ませんでした。今思えば、ちゃんと話をしていたら、思い出してくれたのかなと少し後悔しています。次会った時は、会話を弾ませたいなと思いました。

 

3年生 「結婚差別」

 同和問題に起因する結婚差別は、残念ながら現代にも残っています。実際に結婚差別に直面した人の体験を動画で視聴しながら、結婚差別の実情や「寝た子を起こすな」論について考えました。

 

※人権教育推進員の感想

 動画を見て、現代でも結婚差別があることを悲しく思いました。憲法にもあるように、2人が同意していれば周りが批判する必要はないと思っていたけど、結婚に関しては親や周りが祝福してくれないと心の底から喜べないと思いました。学校の教育で正しい知識をもつ人が増えて欲しいです。