人権教育
第4回人権学習HR活動
11月4日(木)の7限目に、第4回人権学習HR活動を行いました。
1年生 様々な人権問題(新型コロナウイルス感染症等)
新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し始めてから、もうすぐ2年が経とうとしています。学校生活や日常生活でもさまざまな制限がかかる中で、自分の感じているストレスに気づき、ストレスへの対処法を考えました。
*人権教育推進委員の感想
心理テストをしたりして楽しく考えることができました。コロナ禍で感じたストレスを書き出してみて、意外と自分がいろんなストレスを感じていたことがわかりました。ストレスをためないためにできることもたくさんあるのでやってみたいと思いました。どの班も協力して話し合いができていたと思います。
2年生 多様な文化や習慣について考えよう(外国人)
コロナ禍以前の世界ではグローバル化が進み、日本でも多くの外国人の方を見かけるようになっていました。多様化する社会の中で、さまざまな価値観をもった人と共生していくために必要なことを考えました。
*人権教育推進委員の感想
保育園の時から外国人と接する機会があったので、あまり偏見などはありませんでしたが、相手の立場に立って考えたことはなかったので、考えられて良かったです。お互いの文化を尊重し、否定しなければ偏見を無くし共生社会に向かうことができるのではないかと思いました。
3年生 アニメ「めぐみ」鑑賞(日本人拉致問題)
日本人拉致問題は未だ解決していません。アニメ「めぐみ」の鑑賞を通して、拉致問題に対する理解を深めるとともに、拉致被害者の家族の視点に立って拉致問題について考えました。
*人権教育推進委員の感想
ニュースなどでたまに見たことがあったけれど、そんなに深くまで知りませんでした。中学生の子が知らない人に連れ去られて、何十時間も暗いところに閉じ込められて一人でいるのはすごく怖いだろうし、不安でいっぱいだろうなと思いました。また、その子の両親も突然のことで、どこに行ったのだろう、大丈夫なのかなと同じくらい不安や悲しい気持ちでいっぱいだったと思います。まだ日本に帰ってきていない人たちが、早く帰ってきてほしいなと思います。
第3回人権学習HR活動
9月30日(木)及び10月7日(木)の7限目に、第3回人権学習HR活動を行いました。
1年生 災害時における人権問題
今後30年以内に70~80%の確率で南海トラフ地震が起こるとされています。もしも避難所で生活することになった場合どんな人権問題が起こりうるのか、また、どんな避難所にすればすべての人が安心して生活することができるのかについて考えました。
*人権教育推進委員の感想
今回の人権学習では、避難場所や災害時の障がいのある方への対応について学びました。避難場所で困ることやどのようなことに配慮しなければいけないかを考え、身体障がいの方たちにも安心で安全に生活できるように配慮することが必要だと思いました。今後このような避難場所での生活が強いられるようになっても、柔軟に対応できるような人になりたいと思いました。
2年生 超高齢社会日本
現代の日本は、高齢者が人口の21%を超える超高齢化社会になっています。高齢者ばかりの社会はどのような問題を抱えているのか、誰にとっても住みやすい社会にするにはどうすればよいかなどについて考えました。
*人権教育推進委員の感想
高齢者を取り巻く問題は、思っていたよりも多くて、考えれば考えるほどたくさん出てきました。身体能力の低下や年金問題、介護問題などたくさんあがった中で、私たちは高齢者虐待について班で考えました。家の外や地域の人から気づかれにくいことが要因となっていて、高齢者がめんどくさいという理由から、虐待が起こっているのではないかと思いました。もっと他の問題の要因や自分たちができることを考えたいです。
3年生 結婚差別について考えよう
同和問題にもとづく結婚差別が、今でも見られることがあります。実際にインターネットに投稿された結婚差別の事例を取り上げ、問題点や自分たちにできることを考えました。
*人権教育推進委員の感想
実際にあった問題をもとに、結婚差別について考えました。現代でもこのような差別が起こっているのは、すごく悲しいことだと思いました。だから、人権の授業で同和問題について知ることはとても大切なことだと思いました。まずは、日頃から偏見をもたないようにしていきたいと思いました。そして、早く差別がなくなれば良いなと思いました。
第2回人権学習HR活動
6月17日(木)の7限目に、第2回人権学習HR活動を行いました。
1年生 子どもと人権(いじめ・アサーション等)
アサーションとは、自分の気持ちや意見を、相手の気持ちを尊重しながら正直に、素直に表現することです。お互いが気持ちよくコミュニケーションをとるにはどのような工夫が必要なのか考えました。
*人権教育推進委員の感想
友達とコミュニケーションをとるうえで、自分の気持ちも相手の気持ちも考えて伝えていかないといけないと思いました。自分が攻撃的な発言をされても、お互い不快になるので、自分は1番に相手の気持ちを考えていきたいです。これからは言葉を選び行動にも示すことで、コミュニケーションがしっかりとれるような人になりたいです。
2年生 共生社会をつくるために
すべての人がお互いの人権を尊重し、支え合い、多様性を認め合える社会の形成が必要です。その中でも特に、「公正」とは何かについて考えました。
*人権教育推進委員の感想
私は、「公正」という言葉の意味を理解していたつもりだったけど、その本質について考えたことがなかったと思いました。みんなに分け隔て無く「公正」にすることはとても難しいし、これからの課題でもあると思いました。級友の意見ですごくいいなと思うものもありました。いろいろな視点から物事を見ていきたいと思いました。
3年生 公正な採用選考を目指して
3年生の中には就職試験を控えている生徒もたくさんいます。就職差別に繋がる質問とはどのようなものか、またそのような質問にどう答えるべきか、模擬面接を通して考えました。
*人権教育推進委員の感想
僕は高校を卒業してすぐに就職したいと思っているので、とても参考になりました。就職差別に関する質問は答えにくいし、関係のない質問だと改めて思いました。14項目の答えによって不採用にされたとすれば、ひどい差別だと思います。面接にかかわらず普段から差別をしないように意識して生活していきたいと思いました。
第1回人権学習HR活動
5月13日(木)の7限目に、第1回人権学習HR活動を行いました。
1年生「SNSと人権(インターネットによる人権侵害)」
SNSはもはや生活に欠かせないものになっていますが、なにげなく送ったメッセージやアップした画像が思わぬ事件を招くこともあります。どこにリスクが潜んでいるのか、またその対策にはどんなものがあるかを考えました。
*人権教育推進委員の感想より
班で意見を出し合ってまとめることができました。みんな1人1人が集中して考えていました。いろんな危険があることを改めて知ることができました。SNSは、小さなことが悪く広がってしまうこともあるので、正しく使っていきたいと思いました。少しでもSNSの被害が減っていけばいいと思います。
2年生「メディア・リテラシー(インターネットによる人権侵害)」
ネット上に投稿された情報をすぐに鵜呑みにしてしまうと危険です。どうすればデマにだまされないか、インターネットの使い方について考えました。
*人権教育推進委員の感想
私は、メディア・リテラシーという言葉の意味すらわかっていなかったけど、今日の授業で、動画を見たり、友達と意見を交換したりして、自分がこれから気をつけていかなければならないことを見つけることができました。具体的には、1つの情報に対する比較対象を用意し、比較を繰り返したり、常に疑いを持ち、自分にとって都合のいい情報ばかりを信じないということを意識して、メディアを利用していこうと思います。
3年生「インターネットによる人権侵害」
SNSでの誹謗中傷は後を絶ちません。SNSで傷つく人を減らすためにはどうしたらよいか考えました。
*人権教育推進委員の感想
自分たちにとってSNSは身近なものなのであり、木村花さんの事件もほぼ全員知っていたので考えやすかった。最近はTikTokや他のSNSでも誹謗中傷が目立つのでみんなも深く考えるきっかけになってよかったと思う。誹謗中傷する人がいなくなってみんなが安心して楽しくSNSを使えるようになってほしい。