人権教育
令和5年度第1回人権学習HR活動
5月11日(木)の7限目に,第1回人権学習HRを行いました。
1年生「SNSと人権(インターネットによる人権侵害)」
インターネットは私たちの生活になくてはならないものになっています。私たちはインターネットの特性について理解し,ルールやマナーを守り,正しい利用を心がけなければなりません。インターネットについて,また,友人との具体的なトラブルの事例について考えました。
2年生「メディア・リテラシー(フェイクニュースを見抜くには)」
ネット上のフェイクニュース(虚偽の情報)の存在や,私たちが情報に接するときに気をつけることを考えました。また,ロシアのウクライナ侵攻におけるフェイクニュース,ディープフェイク(AI技術等で作り出された,偽の映像),ファクトチェック(情報の真偽を検証する活動)についても学びました。
3年生「インターネットと人権」
SNSによる誹謗中傷は社会問題の一つとなっており,いつ誰が加害者・被害者になってもおかしくない問題です。これは高校卒業後も考えていかなくてはならない問題です。SNSで傷つく人を減らすためにはどうしたらよいか考えました。
*人権教育推進委員の感想
・SNSによる人権侵害について詳しく考えることができました。最近はネットでのやり取りが増えたのでスマホの機能や設定を理解して利用しなければいけないなと思いました。またスマホでのやりとりの際,文字だけでは相手に誤解されるので,絵文字などを活用し,誤解されないようにしたいです。
・フェイクニュースは見分けるのが非常に困難だということを知ることができた。自分なりに調べて判断して,すぐに信じないことが大切なのだと思った。SNSの怖さがよく分かった。
・グループの話し合いで,「情報を疑う」「むやみに拡散しない」などの意見は共感できる部分が多かったです。また,フェイクニュースについての動画を見て,悪気がなくても発信してしまったパターンがあると知ったので,自分が被害者ではなく,加害者になる可能性があるという事をしっかり覚えておきたいと思います。
・インターネットによる人権侵害や社会問題の具体例を見て,それに基づく法律の必要性をグループで議論したことが印象に残りました。
・SNSでの書き込みは自由ですが,それで人を傷つけてしまうこともあるということを自覚して使わなくてはいけないと分かりました。
・誹謗中傷が多い一番の理由は,匿名で書き込むことができるからだと思う。相手に直接言えないことも匿名だと言えたり,拡散力の強さだったり,非常に恐ろしいと思う。自分の発言に責任を持つことを心がけることが大切だと思いました。