理数探究 最終発表
2025年11月20日 09時10分10月8、22日に数理化学科の3年生による、理数探究の最終発表会を行いました。
数理科学科の生徒は、2年次の4月から1年半という期間をかけて探究活動を行ってきました。
班によっては研究に行き詰まる場面もありましたが、担当教員の助けを借りながらなんとか実験を進め、なんとか最終発表までたどり着くことができました。
発表後の質疑応答では、聞かれた質問に対して的確に要点をまとめて答えられていました。
自ら課題を見つけ、その課題の解決に向けて観察・実験を通して深い学びにつなげるという探究活動の過程の中で、生徒たちは科学的な実験スキルや研究手法、また、他者と協働する力が育まれたのではないかと思います。
なお、渋滞学をテーマにした班は8月に愛媛県西条市で行われた中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表会にて口頭発表を行いました。
なお、本校の理数探究の研究を進めるにあたって、さまざまな大学および企業からサポートをいただきました。
株式会社アース製薬さまには、蚊をテーマにした研究班に対して、何度もヒトスジシマカの提供をしていただきました。
R5~6年「自然由来の成分で防虫剤をつくろう」
R6~7年「蚊は何色によってくるのか」
渋滞学をテーマにした研究班においては、徳島大学の安野卓教授にはに対してご助言をいただき、卒業生である平野学宜さん(名古屋大学大学院情報学研究科)にはシミュレーションを教えていただきました。
また、研究費用の一部として公益財団法人河川財団の河川基金が含まれています。
この場をお借りして感謝申し上げます。