1011_次世代経営者育成プログラム ~プレゼンテーションの準備をしよう~
2024年10月17日 14時56分本日は、各社のビジネスプランを海陽町商工会事務局長の重田志郎先生に確認していただきました。そして、商品の価格や販売方法などについて、話し合いを重ねながら進めています。
25日にはVCの方から出資していただけるプレゼンテーションができるよう準備中です!
本校では、平成18年度から「海部高等学校支援プロジェクト」の一環として、アントレプレナー
(起業体験活動)に取り組んでいる。
このプロジェクトは、地元海陽町出身のベンチャーキャピタリスト村口和孝氏の全面的な協力を
得て、実現できた教育活動である。生徒たちが現実さながらの会社設立プロセスを体験することで、
経済社会の仕組みを学び取ること、さらには個々が「自分で考え、行動する力」を伸ばしていくこと
を目的としたプログラムである。
単に、模擬店を出して販売活動を行うだけでなく、ベンチャーキャピタリストや公認会計士、銀行
員、商工会の職員などによるサポートのもと、「ビジネスプランの作成」「設立登記」「資本調達」
「販売活動」「決算書作成」「株主総会」「利益配当」といった起業に関する一連の流れを実際に、
現金を使って体験する。
販売活動の実施場所として選んだのは地元海陽町商工産業祭である。
~本プロジェクトを通して次のことを学び、身に付けて欲しいと考える~
1. それぞれの業界の第一線で活躍されている方々から、社会の実情やビジネスの世界で生きていくために、必要な考え方や姿勢を学び、自分たちとの温度差(ギャップ)を知る。
2. 自ら起業することでその会社に責任を持ち、会社経営の基礎知識や運営していくためのノウハウを学び、しっかりとした職業観・勤労観を身に付ける。
3. プログラム進行中に生じた様々な問題について諦めることなく個人・グループで解決策を見出し、問題解決能力と精神的な強さを身に付ける。
~起業体験プログラムを通して身につく力~
1.マネジメントスキル
①経営管理②事業運営・管理③マーケティング④財務・会計
2.コミュニケーションスキル
①リーダーシップ②プレゼンテーション能力③他社との調整能力
3.職業観・勤労観 4.社会貢献 5.倫理観・道徳観
6.会社の仕組み
①株式の役割、出資と融資の違い②会社設立のプロセス
③会計・業務監査の意味④株式総会の意義
本日は、各社のビジネスプランを海陽町商工会事務局長の重田志郎先生に確認していただきました。そして、商品の価格や販売方法などについて、話し合いを重ねながら進めています。
25日にはVCの方から出資していただけるプレゼンテーションができるよう準備中です!
10月2日(水)情報ビジネス科3年生は、中村暉梨先生にオンラインでご講演いただきました。
本日は、「販売促進」についてお話しくださり、「広告」「販売促進」「営業」の意味の違いや「看板」「チラシ」「POP」のそれぞれの役割についてご説明いただきました。また、チラシやPOPを制作する際、お客様がどのような商品なのか連想できるようにその価値をしっかり伝えることの重要性についても教えていただきました。その後、各社でチラシのデザイン案やマーケティング戦略を話し合い、中村先生に途中報告をしました。
中村先生から教わった行動経済学の法則を取り入れ、成功目指してがんばります!
9月27日(金)情報ビジネス科3年生は、海陽町商工会事務局長の重田志郎先生に昨年度の商工祭についてお話しいただきました。
昨年度の来場者数、今年度の予想人数・出店店舗と商品等を教えていただき、それを踏まえて各社で取扱商品について話し合い、たくさんのアドバイスをいただきました。
これから事業計画を立てていきます。出資していただけるような企業にしていきます!
9月25日(水)情報ビジネス科3年生は、中村暉梨先生にご講演いただきました。
数社の企業理念から共通点を考え、「ゴールがない」「人のため・社会のため」など意見を出し合い、「自分のためだけで生きるのは人生長すぎる。誰かの力になるために働く(身近な人に幸せになってほしい)」という気持ちが自分の幸せにつながるという考えを教えていただきました。また、社会人として生き抜くために必要な12の力から、このプログラムを通して貫く力も各自で決め、迷ったときの指針にしていきます。
そして、中村先生が起業されたときのお話を交えながら、株式会社設立の手順や実際の定款・実印なども見せていただき、これから起業する生徒の刺激になりました。STP分析を通して販売商品を決めていきます。10月2日は中村先生にオンラインで進捗状況を報告します。アドバイスがいただけるよう、しっかり話し合いを進めていきます!
6月26日(水)情報ビジネス科3年生は、國方由紀子先生にご講演いただきました。
本日は、「英語が話せれば世界が広がる」がテーマでした。
インバウンドのお客様対応ができるよう、道案内を英語でしたり、いざという時に必要な、避難誘導の英語も練習したりしました。また、カタカナ英語にならないようなコツも教えていただきました。これで2学期の商品販売時に海外からのお客様が来られても自信をもって対応できます!
<生徒の感想 一部抜粋>
・お遍路さんは海外の方の割合が高くて驚いた。何か困っていたら助けになりたい。
・英語は勉強と思わず、道具として使ってほしいとの言葉を聞いて、前向きになった。
・日本の企業も会社内では英語が公用語の会社があると聞いて、本当に必要な社会になって
いると思った。
6月28日(金)情報ビジネス科3年生は、國方由紀子先生にご講演いただきました。
本日は企業の方やグランプリを受賞した高校生のプレゼンテーションを見て、人を引き込む話し方やジェスチャー等の必要性を学びました。その後「ゲームは必要かどうか?」というテーマでグループディスカッションを行い、テーマに沿ってグループで議論し、最後に代表者が学んだプレゼンテーションのコツをさっそく取り入れながら発表をしました。
次回、全員が1分間スピーチに挑みます。
7月3日(水)情報ビジネス科3年生は、國方由紀子先生にご講演いただきました。
本日は1分間スピーチを行いました。
スピーチのテーマは、「自分の強み」です。今まで教わってきたPREP法やプレゼンのコツをいかして全員が堂々と自分をアピールすることができました。
本日で、1学期の次世代経営者育成プログラムは終了です。先生方には、ご多忙にもかかわらず、生徒たちにご講演くださり、ありがとうございました。教えていただいたことを進路決定に向けての受験や起業にいかしていきます。2学期もよろしくお願いいたします。
6月12日(水)情報ビジネス科3年生は、國方由紀子先生にご講演いただきました。
本日は、お客様を会議室まで案内することを想定した一連の動作を教えていただき、練習した後、動画で撮影し、よかった所、修正すべき所を開設していただきました。
また、名刺の渡し方や受け取り方のマナーや相手に伝わりやすい文章の作り方であるPREP法についても教えていただきました。受験を控える3年生にとってPREP法はいろんなところで活かせる技術です。しっかり身に付けていきましょう。
<生徒の感想 一部抜粋>
・名刺交換をしたとき、大人になった気分になりました。
・PREP法は、文章を作ることが簡単にでき、相手にもわかりやすい文書になるので、これから面接のときに活用しようと思った。
・お出迎えや名刺交換の練習をしたが、言葉がうまく出てこなかったので、ハキハキ話す練習をしたい。
・7月に自己PRを発表するので、PREP法を活用したい。
6月14日(金)情報ビジネス科3年生は、國方由紀子先生にご講演いただきました。
本日は、クレームは、「改善の余地」を与えていただける「宝」であることや、クレーム対応の手順を教えていただきました。自らの失敗で相手を不快に思わせてしまった場面を想定し、自分ならどのように対応するかを発表しました。難しい課題でしたが、國方先生の模範解答を、起業時に活かせるようメモをとっていました。仕事はチームでしているので、チーム内での情報共有や再発防止に取り組むことの重要性についても理解していました。
また、「やる気スイッチ」の入れ方を脳科学のお話も盛り込みながら解説いただきました。前回の、「やる気にならないのはどんな時?」「力を出せずに後悔したことがあるか?」「やる気が出るよう工夫しているのはどんなこと?」というアンケートを集計していただき、周りの考えや対応策も知ることができました。
<生徒の感想 一部抜粋>
・クレーム対応では、お客様の要求を飲み込みすぎないことと誠意をもって謝罪すること、代替案を提供することも大切だと知った。
・クラスの友達のやる気スイッチの入れ方がそれぞれ参考になった。
・クレームをいただいた時だけでなく、普段から言い訳をしないようにしたい。
6月7日(金)情報ビジネス科3年生は、國方由紀子先生にご講演いただきました。
本日は、いろんな場面での上座、下座のほか、電話対応やそのNGについても教えていただきました。最後には、電話対応のシミュレーションをしながらメモを取り、それを上司に敬語で報告するといったことにもチャレンジしました。
電話では、相手の顔が見えないので、明るい声色で対応できるよう練習し、2学期に起業した際には丁寧な電話対応ができることを期待しています。
<生徒の感想 一部抜粋>
・上座は、名画や見える風景などで変わることを知った。臨機応変に対応したい。
・電話の対応をしながらメモを取るのはすごく難しかったので、日頃から習慣づけたい。
・電話のメモや言葉遣いなど教わったことをアルバイト先で実践したが、なかなかうまくできず、もっと練習しようと思った。
次回は、國方由紀子先生による「自己分析~「自分史」を作る~」です!
6/5(水)情報ビジネス科3年生は、國方由紀子先生にご講演いただきました。
國方由紀子先生のご講演は約1ヶ月ぶりだったので、礼や挨拶の確認をしていただき、美しい所作が定着していることを褒めていただけたため、生徒たちは自信にあふれていました。
本日の本題である「言葉遣い」では、尊敬語・謙譲語・丁寧語や間違った敬語を教えていただいたほか、報告・連絡・相談の重要性を学んだ上で、敬語を使って「報・連・相」の練習をしました。
國方先生から、「学生時代に学んだことは大人になっても覚えているから、今を大切にたくさんの事を吸収してほしい」とアドバイスをいただきました。
<生徒の感想一部抜粋>
・言葉にはその人の人柄があふれると聞いて、日頃から意識して会話をしていきたい。
・話を聞きながらメモをとるのが難しかったし、それを敬語で報連相があまりにもできなくて悲しかった。これから成長していきたい。
・著名人が敬語は「タダでできる、誰でもできる、最高のおしゃれ」と言っていて、本当にその通りだと思った。
次回は、國方由紀子先生による「丁寧に話す/敬語表現を完全マスター」です!
5/29(水)情報ビジネス科3年生は、國方康任先生にご講演いただきました。
今までの講座内容を振り返った後、企業を取り巻くお金の流れやこれから起業することをふまえての会計監査の役割・決算書の作成方法についてご講演いただきました。
最終回ということもあり、現在の日本のビジネスの動向について教えていただき、商業を学ぶ高校生として身につけた会計や情報管理能力などを十分に発揮するようにと進路実現を控えた生徒たちにエールをいただきました。
4回に渡り、いろんな角度から社会を見ることの大切さや面白さを教えていただきありがとうございました。
<生徒の感想一部抜粋>
・ミスをしないことが大前提で、したとしても、原因を突き止めることと、次に活かすことが大切だと学びました。
・社会に出ると、どんなことからも学ぶことがあるとことを知りました。
・財務会計を学んでいて、リンクするところがあって楽しかった。
次回は、國方由紀子先生による「言葉遣い~正しい敬語表現を身につけよう~」です!
5/24(金)情報ビジネス科3年生は、國方康任先生にご講演いただきました。
認知バイアスに関しては、自分の中ですぐに白黒付けたがるところを、余裕を持って冷静に考える癖を付けることの大切さや、自分自身の思考回路を客観的に観察することの重要性を理解しました。ストーリーテリングについては、2つの主要な構成要素を教わり、それをもとに昔話や映画のあらすじを見ていきました。商品がもつ物語に共感を得たり、印象を残したりするためにも、人とのディスカッションを大切にし、ここでも考える癖をつけることの必要性を教わりました。
<生徒の感想 一部抜粋>
・講演のあと映画を見たが、頭にストーリーテリングが出てきて重ねながら見ると違った視点
で楽しめた。
・物語性があれば、22倍も頭に残ると知り、自分がビジネスをするときに使っていこうと思っ
た。
・人の話やインターネット上の情報に振り回されずに、考える癖をつけて自分を客観的に見て
生活をしていきたい。
次回は、「企業を取り巻くお金の動き」です!
5/22(水)情報ビジネス科3年生は、國方康任先生に「ビジネスモデルとマーケティング」についてご講演いただきました。前半は、ビジネスモデルについてお話しいただき、国内外の企業を題材に学習しました。後半は、企業のCMやHPの例から、消費者心理やマーケティング戦略の重要性について学びました。
<生徒の感想一部抜粋>
・商品の付加価値をどれだけ高められるかが重要かわかった
・ターゲットを明確にすることやリピーターをつくることの大切さを知ることができた
・難しい内容だったが、実在する企業の事例だったので興味を持ってお話が聞けた
次回は、「ストーリーテリングと認知バイアス」についてご講演いただきます。
5/10(金)情報ビジネス科3年生は、國方由紀子先生による、「上手にコミュニケーションを図ろう」についての講演をしていただきました。授業では、企業が求める人材についてデータを用いてご説明ただいたほか、適切な相槌のうち方やクッション言葉についてなど、上手にコミュニケーションをとる方法について体験的に学習しました。また、お出迎えの際のビジネスマナーについても実践しました。國方先生から「全員相手の目を見て案内していたのがとても良かった。」とお褒めの言葉をいただき、生徒たちは充実感にあふれていて、これからの先生方のお出迎えに生かしていきたいと意気込んでいました。
次回は、國方康任先生による「ビジネスモデルとマーケティング」です。