京都賞

京都賞(活動日誌)

第38回京都賞受賞式記念講演会 参加

「第38回京都賞 授賞式・記念講演会」に参加しました。

11月10日(金)、11日(土)に国立京都国際会館で実施された京都賞の授賞式および記念講演会に
数理科学科2年4名1年2名が参加しました。

 

 <先端技術部門>
柳町 隆造 博士 (生殖生物学者 ハワイ大学 名誉教授)
 ~受精メカニズムの解明と顕微授精技術確立への貢献~ 

<基礎科学部門>
エリオット・H・リーブ 博士 (数学者・物理学者 プリンストン大学 名誉教授)
 ~多体系の物理学をベースにした、物理学・化学・量子情報科学における先駆的な数学的研究~

<思想・芸術部門>
ナリニ・マラニ 氏 (美術家)
~揺れ動く歴史を生きる経験に基づき、声なき者の声を届ける表現を開拓し、美術の「脱中心化」に非欧米圏から貢献した美術家~


11月10日(土)

高円宮妃久子殿下ご臨席の下、京都賞の授賞式が行われました。コロナ禍により第35回(2019)京都賞を最後に関連行事が中止されていたため、4年ぶりの開催となりました。

 

※稲盛財団HPより
基礎科学部門受賞者の柳町隆造博士は9月に逝去されたため、授賞式には出席できませんでした。


 

 

 

 

11月11日(土)

午前中に京都大学の見学をしました。
吉田キャンパス内を散策し、農学研究科応用生物科学専攻 応用微生物学講座の研究室見学をさせていただきました。
小川順教授が本校生徒のために、研究内容の紹介や実験設備の説明、普段の実験の様子などを教えてくれました。
身近な微生物に関する内容を分かりやすく説明してくださったため、生徒たちも興味をもって聞いていました。

 研究室の見学後は、農学部の農場やキャンパス内にある原生林を案内してくれました。

 

京都大学の食堂で昼食をとり、午後からは京都賞の記念講演会に行きました。



受賞者の生い立ちや研究に対する熱意、あるいは挫折を感じたエピソードなどを知ることができました。

 

~参加生徒の感想より~
2日間の間で学んだことは山ほどあり、とても充実しました。
京都賞講演会の話は難しかったけど、過去に数え切れないほど考え、行動してきた人たちの思いや生き方を聞けて、
自分の生活にも活かせることがたくさん聞くことができました。
結果を残すためには、たくさんの挑戦と失敗を繰り返し、追求し続けることが必要だと知れました。

第35回京都賞授賞式に出席!!

****** 海陽町による海部高校支援プロジェクト ******
The 2019 Kyoto Prize
「第35回京都賞」授賞式に参加!
11月10日(日)午後,
国立京都国際会館で開催された第35回京都賞授賞式
数理科学科1年生3名,2年生3名が参加しました。


<先端技術部門>
1ツ星チン・W・タン 博士
 (化学者・ロチェスター大学名誉教授)
 ~有機発光ダイオード(有機EL素子)の高効率化と実用化および
 その応用への先駆的貢献~

<基礎科学部門>
1ツ星ジェームズ・ガン 博士
 (宇宙物理学者・プリンストン大学名誉教授)
 ~大規模広域観測に基づく宇宙史解明への多大な貢献~

<思想・芸術部門>
1ツ星アリア-ヌ・ムヌーシュキン 氏
 (演出家・太陽劇団 創立者・主宰)
 ~半世紀以上にわたって演劇創造の方法と表現を革新し続け,
 独創的な作品を世界に送り出した演出家~

      村口和孝 氏(中央)を囲んで
※本校生の京都賞授賞式出席に継続してご支援いただいています

 

山中伸弥 先生(ノーベル生理学・医学賞)(中央)を囲んで
※京都賞を主催している稲盛財団の理事をされています

 

翌11月11日(月)午後,
受賞者3名による記念講演会に出席しました。

 

また、京都大学大学院農学研究科(産業微生物学講座)の
特定助教である竹内道樹先生が、本校生のために農学研究棟
実験室を案内・説明してくださいました。様々な微生物や
菌について研究に取り組まれており,生徒たちはとても興味
を示していました。

~参加生徒の感想~
・「自分の強さと限界の両方を知ることが大切だ。また、勇気と誠実さでその限界を
 乗り越えろ。」という受賞の言葉を聞き,まだまだ自分に甘えている部分があると思
 うので、自分に厳しく限界を乗り越えていきたいと思いました。
・京都賞の3名の受賞者や,京都大学の学生の方たちを見て,目標を持ち,それに向かっ
 てひたすら努力することがどれだけ大変で,重要で,素晴らしいことかを学びました。
・受賞者の学びに対する意識や姿勢が自分たちとは全く違い,本気で勉学に励み,自分の
 挑戦したいこと,自分の好きなことに熱中していて,自分もさらに勉学に励みたいと思
 いました。