人権教育

１１月１３日、堤　敏（つつみ　さとし）先生をお招きし、全校生徒を対象に「遺族１３年の想い～犯罪被害者家族の苦悩～」というタイトルでご講演をいただきました。

堤先生からは、事件の詳細な内容や犯罪被害者である息子さんに対してSNSでの誹謗中傷があった当時の状況など、犯罪被害者とその家族に対して、優しくない環境で生きてきた苦しみや悲しみなどをお話いただきました。

生徒たちと同じ１０代の人が被害者と加害者になった事件ということもあり、生徒たちにとって「命の大切さ」について、改めて自分ごととして考えさせられる内容でした。

生徒たちは講演の話を真剣に聞き、講演後も時間内に収まりきらないほど多くの生徒が熱心に質問していました。

講演後の感想文でも、息子さんを失った悲しみやSNSでの誹謗中傷による被害者の苦しみなどに対して共感するコメントなど、犯罪被害者の苦悩を自分ごととして捉えた感想が多く見られました。