京都賞

この研修は,村口 和孝氏(徳島県海部郡出身)の支援による『海部高校支援プロジェクト』から始まり、現在は海陽町の支援で活動しています。
「未来は,自ら拓くもの」の精神のもと,自ら学び,自分の未来の可能性を広げ,国際的に活躍する人間を育成することを目的としています。

京都賞(活動日誌)

第40回京都賞授賞式・記念講演会に参加しました。

2025年11月21日 11時30分

「第40回京都賞 授賞式・記念講演会」に出席しました。

11月10日(月)、11日(火)に国立京都国際会館で実施された京都賞の授賞式および記念講演会に
数理科学科2年3名、1年3名が参加しました。

 

<先端技術部門>
甘利 俊一 博士 (数理工学者、帝京大学 特任教授 / 理化学研究所 栄誉研究員)
 ~人工知能の理論的基盤を拓く先駆的貢献と情報幾何学の確立~ 

<基礎科学部門>
アジム・スラーニ 博士 (発生生物学者:ケンブリッジ大学 ガードン研究所 研究ディレクター)
 ~哺乳類におけるゲノムインプリンティングの発見および分子機構の解明~

<思想・芸術部門>
キャロル・ギリガン 氏 (心理学者:ニューヨーク大学 ユニバーシティ・プロフェッサー)
~女性の思考と行動の分析を通じて従来の心理学理論の歪みと限界を指摘し、「ケアの倫理」の新たな地平を開拓~


11月10日(月)

京都賞の授賞式が行われました。

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授賞式では厳かな雰囲気の中で表彰が行われ、最先端の科学技術や基礎的な研究、思想・芸術の各分野が社会にもたらす価値について、改めて深く考える機会となりました。

11月11日(火)

午前中は、京都大学の研究室見学に行きました。

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京都大学大学院農学研究科の小川順先生に、最先端の設備や研究内容について直接説明していただき、生徒たちは大学での学びの具体的な姿を実感しました。大学で研究に励む研究者の方との交流を通して、進路や将来像をより明確にイメージする貴重な機会となりました。

午後は京都賞の授賞式に参加しました。

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世界的に活躍する受賞者の方の講演を直接聞き、研究への情熱や社会への貢献について語られる姿は、大変迫力があり感動的でした。

今回の京都賞に参加した6人の生徒にとっては、見るもの聞くものの全てが初めての経験ばかりで、学びの多い2日間になりました。