R7 短期留学プログラム 本年度報告
2025年11月17日 15時47分このプログラムは、単に海外の空気を味わって「楽しかった」で終わってしまうような、海外旅行の延長線上にあるような留学とは異なり、参加者たちがその経験から問題意識をもって世界へ羽ばたこうとする、いわゆるグローバルな視点をもった人材を育成することを目指しています。
コロナ禍の影響もあり、3年前まではオンラインプログラムという形でマーセッド現地の生徒のみなさんとのセッションを通じて交流してきました。
2年前から現地アメリカへ研修に行くことができるようになりました。そして今年度は、選考により選ばれた生徒6名(2年生3名、1年生3名)が、第3期生として参加しました。(昨年度は3年生3名、2年生1名、1年生1名の5名)
4月に参加が決定した生徒6名は、渡航に向けて5月からオンラインによる事前研修を受講し、7月後半の10日間の留学に備えて準備を進めてきました。
留学先であるマーセッドカレッジはカリフォルニア州サンフランシスコから東に車で約2時間半のマーセッド市にある2年制大学です。大学内での語学研修に加え、アップル本社・大塚製薬訪問や、大学授業の聴講、そして地域高校生との交流など盛りだくさんの経験を積んできました。
参加生徒たちにとって今までで一番短く感じるような濃密な10日間となりました。
10月9日 全校生徒の前で留学報告会
今年度の報告会は、「第27回中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究発表報告会と国内短期留学プログラム報告会と合同開催になったので、2班3人ずつに分かれての発表となりました。日本とアメリカの比較、感じたこと、学んだことをパワーポイントにまとめて発表しました。緊張もありましたが、留学で成長したところを全校生徒に見せてくれたと思います。
12月には東京で、事後研究発表会がありますので、まだこのプログラムは終わっておりません。
海部高等学校の代表として立派な発表ができるように、準備を進めて参ります。
このプログラムは、生徒たちの自主性によって成り立っています。
“プログラムに参加したい!”という強い気持ちからその意志と行動力をもって、実践に移してくれました。
そのアクションがあったからこそ、この貴重な経験があり、目的意識をもって行動したからこそ深い学びがあったと生徒たちを見て実感します。国際理解において必要な、「自国・自身を深く理解する」というところにも気づくことができていたのは彼らの大きな発見であり、今後の国際社会へ羽ばたく第1ステップとなったことでしょう。
このような貴重な経験ができる短期留学プログラムに海部高校の代表として、ぜひ参加してみませんか?
興味がある人は、まずは何でもいいので聞きに来てください。来年度はじまってすぐにプログラムは走り出すので、準備もしておいてください!
参加者の感想
・折り紙や習字、日本料理をホストファミリーに紹介した。すごく喜んでくれて嬉しかった。
・一つ一つが新鮮で、驚きの連続だった。またアメリカに来たいと思った。
・レスポンスがあって、授業で聞いていたとおりだった。自分も反応できるように成長していきたい。
・大塚製薬やアップルといった大企業に見学へ行くことが出来て貴重な経験ができた。
・夢のような10日間で、うまくいかないこともあったけれど、成長できたと思う。頑張った!!!