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2019/11/04

【総合探究】徳島大学鎌田先生のご講演

| by:進学課

総合的な探究の時間 × SDGs


 10月29日(火),徳島大学の鎌田先生が来校され,数理科学科1・2年生対象に,海陽町の自然やグリーンインフラ,生態系などについて,ご自身が研究されてきたことを紹介してくださりました。鎌田先生は,海陽町の松林や水田をグリーンインフラとして守り活用していくための研究を行われています。


 まず,自然には,「調整サービス」「供給サービス」「文化サービス」という3つの要素があるということを説明してくださりました。大里松原海岸の松林は,津波の到達を遅らせることや防風・防砂の役割としての「調整サービス」,昔は松林周辺で松露というきのこが採取されていたり,現在でも周辺住民の憩いの場となっていたりするという「供給サービス」,美しい松原の景観を見るために観光客が訪れる「文化サービス」というように,松林も3つの要素を持ち合わせているということでした。

 

  また,海陽町は希少な生物が多数生息しているというお話もしてくださりました。特に,水辺には希少な植物が生息しており,遠方から観察に来られる人も多いということでした。
 「地元なのに全然知らなかった」「ぜひ探しにいって観察したい」というような感想が生徒たちからは聞こえてきました。


 

 



 最後に,「SDGsの17項目を立体で考えると,最も基盤となるのは,陸や海,水といった自然やグリーンインフラを守ることである」というお話がありました。自然の価値や自然界で起こっている問題にしっかりと目を向け,そこから学び行動に移すことが大切だと考えさせられました。

 今回のご講演を通じて,生徒たちには,地元の自然への理解を深めてもらうとともに、自然保護への意識を高め,自然保護に貢献できる人になってもらいたいと思います。また,今後の探究活動やSDGsの学習に生かしてほしいです。

 鎌田先生,大変ありがとうございました。


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